月曜日

月曜日は何かと、ハハオヤのワクワクが詰まってる日だった。

自分の虐待で子が障害者になったのに

障害者の子を持つ家族の会の役員になり

その団体の代表者と月曜日に良く会っていた。

そのワークショップYが二人の会合の場だった。

 

月曜日は遅くなるから、といつも言っていた

月曜日は団体は活動休みなはずだろ。

一度など、高校時代の友達のところに日月と一泊してくるなんて見え透いた嘘をついてまでデートしていた。

 

ある月曜、ハハオヤは仕事を早退して帰宅した。

シャワーを浴びて、着替えて出かけようとした。

私が家にいるとは思ってなかったから

私が「どうしたの?」って部屋から出て来て言ったら、びっくりしてた。

咄嗟に言ったのが「歯医者に行く」笑。

歯科治療なんてしてたっけ?と言うと

「治療ではない」だとさ!

治療じゃなく歯医者に行くのに、家に帰ってシャワー浴びて

着替えして出て行く。なんだよそれ。

そんなの誰が信じるんだよ。

ハハオヤはそれほど子供をバカにしていた。

子供は簡単に騙せると踏んでいた。

騙そうとしてると詰め寄ると、切れて訳のわからないことを喚いて

それで押し通した。自分で、自分の嘘はバレないと言う設定にしてた。

それで、言ったことを言ってないといい、言ってないことを言ったといい

私の反論を絶対に受け付けなかった。

 

私はハハオヤの行動を心底汚くいやらしいと思った。

自分で虐待しておいて、子供が気が狂ったらそれを利用して社会進出した。

「いきいきと」当たり前の知識も常識もなくて礼儀も知らないくせに役員として活動してた。

反発する私と違って絶対に自分に反発しないYを、「二人だけの会合」の相手のコネである団体に就職させた。

 

お前の面の皮の厚さは何メートルあるんだよ?

 

自分がどれだけかわいそうなハハオヤなのか、自分で虐待して病院に引っ張っていって向精神薬大量処方で子供の人生狂わせたのに

自分がどれだけ大変な思いをしてるか外でペラペラと言いふらして

虐待犯だと言うことは、自分の家族にさえバレないようにしてた。

 

お前、本当に人間なのか?