猫に気遣いした、私は常に悪者だから

私も妹も20代になっていたその頃、私は小さい頃からの母親の虐待と、虐待犯張本人であるハハオヤに引っ張っていかれた精神科で投与され始めた大量の向精神薬でアタマガオカシクなっていたから、まともな判断は不可能だった。

ウチによく遊びにくる半野良ネコが、私が夕飯を作っていた時に入ってきた。

その時魚一尾を俎板に載せていた。

半野良に俎板の上の魚を要求され、私は何一つ断ったり遮ったりしてはいけないのだと

の強迫観念に見舞われ、咄嗟に猫に求められるままにした。

丁度そこへ、ハハオヤのいい子・妹が帰ってきた。

私が猫にした事を見て

「バカじゃないの」

と言い放った。

 

彼女の卒論のテーマは「家庭教育」だったそうだ。

それを聞いた時意外だった。

へ=====、問題意識や関心はそこにあったんだ?

 

なのに私がハハオヤの虐待でオカシクなったと、想像もできないんだね。