本当に巧妙だよな

気が狂うまで虐待してて

家族にはそのことが一切バレてない。

虐待したハハオヤに歯向かっていく被虐待児が

加害者に見えるようにしていた。

記憶が始まった頃には「オマエが悪い」と刷り込まれていたから

何があっても、自分が傷つけられても、自分が悪いと思い

自分からは何も訴えられなかった。

私は自動操縦ロボットだったよ。

家を飛び出して10年以上経ってから

YもTも、ハハオヤが私を虐待していたことを知らなかったと気が付いた。

 

こんな私にも少しは可能性があった。

それが面白くないハハオヤは

自分は楽譜も読めないのに、私に楽器の弾き方を指導しようとし

成績底辺だと自己申告していたほどなのに、学年上位の私に勉強の仕方を教えるのだと言って聞かなかった。

自分はいやらしい事を追求していたくせに

(自分の子供より10歳くらい年上の甥が遊びに来ていた時も

その従兄と一緒に歩いていた通りの真ん中で自分のスカートをわざと…。)

同級生から煙たがられるくらい真面目だった私のことをいやらしい汚らわしいと罵ったり。誰だってこんなことが続いたら正気じゃいられなくなるよ。

あの家族は正気を保ってた。ハハオヤのやった事を知らなかったし

私が気が変になった理由を探ろうともしなかった。

 

私はまだ若かったのに完全な鬱病になった。

ハハオヤの虐待のせいでオカシクなったのは明らかなのに

そのハハオヤが私をいろんな医療機関に引っ張っていっては、よよと泣き崩れて

ワタシはオカシクなった娘を抱えたすっごくかわいそうなお母さん〜、と無理矢理同情を集めようとする。あろうことか狂った子供を抱える可哀想な家族の会という福祉団体に入り込み、最後は役員にまでなった。

 

あのな、あんたが私を連れていった全ての医療機関の先生達が

「あのお母さんならあなたがそうなるのも無理はない」と極端な情緒不安と鬱に見舞われた私に言ったよ。全員、一言一句違わず、そう言った。

 

すごいのは、一目で虐待加害者とわかるハハオヤを

あんなに身近にいながらずっと擁護し続けて

完全に気が狂うほど虐待され切って一時は廃人みたいになってた私の方を攻撃しまくったあんた達の鬼畜ぶりだ。

さすが鬼畜の子は鬼畜だな。

そんな鬼畜の一人は、ずっと福祉畑で働いている。

家では認知症のお年寄りやしょうがいのある子のモノマネをして笑い飛ばしていたけど(そしてハハオヤは一緒になって笑っていた。そんな事いうもんじゃありません、と普通の母親なら叱るだろう?)

 

世間ではまともだと思われるのも信用されるのも妹の方で、私はいない方がいい人間なんだけどな。