なんでもせせら嗤われた

私には大切な大切な大切な動物の伴侶がいた。

その子の幸せと快適な生活を維持できたのに

私はわざわざ無駄な転居をしていた。

最初にその子と暮らしていた所では

彼女には仲のいいお友達が出来た。

それでその子達と遊ぶのを非常に楽しみにしていた。

私にとっても素晴らしい住環境だった。

 

それを私は自らぶち壊しにした。

思い出すだけで苦しくなる。

 

私はそういう破壊的なことをいっぱいしてきた。

 

誰一人傷つけず、すべての人に優しく生きてこられたはずなのに。

許してほしい。虐待と向精神薬でぐちゃぐちゃになってしまっていた

自覚もできなかったんだ。

 

やっと気付いたのはつい最近、この2、3年のことだ。

 

あの時こうしていれば、あのままあの場所に留まっていれば。

私もその子もものすごく幸せでいられたのに。

もう、頭がおかしかったとしか言えない。

 

あれ以上の幸せは無かったのに。

毎日、ごめんね、と言って暮らしている。

 

自分が自分のものではなかった。でもそれを自分で軌道修正することもできなかった。苦しかったけど、変えられなかった。

そんな私を、はっきりときちがいと呼んだ家族。何も知らないくせに。

 

まだ若かった頃、雨の日にまだ目の開いていない赤ちゃんのネコを拾ったんだ。

どうしてそんな所にいたのかわからない、放っておけなくて

うちに連れて帰ってきたけど、悲しいことにすぐに亡くなってしまった。

 

妹は私の真剣な態度をいつもばかにしたような態度で茶化した。

そして、こんな悲しみでしかない出来事に対してさえ、

何かひどく冷たい冗談で茶化した。

まさか、流石に、動物の死に対してはそれはしないだろうと思っていたのに。

 

そんな家族の中で、私は頑張っていたんだ。家族はハハオヤの策略を疑いもせず

ハハオヤの唆しに乗って私を虐めたけど。

 

私は頑張ったんだ。つらいけど自分にはコントロール出来なかった。

器質的障害を負っていたんだ、つらいけど、仕方ない。本当にごめんね。

 

私は頑張った。ハハオヤは自分の虐待に関してはしらばっくれ、家族は向精神薬でオカシクなっていた私を攻撃したけど。

ある時私の家庭での経験のほんの断片を人に話したら

「普通なら自ら命を絶っているか廃人になっているかだ」

と言われた。

当の家族は、自分の家庭がそんなふうだとはちっとも思ってないだろうけど。

だってハハオヤは自分で、素晴らしい家だと言っちまってるくらいだからね。